羽田-千歳ANAスカイツーリング利用の北海道。 後編は、東川のキャンプ場を発ち、天人峡、そして降水確率の低い日高方面へ。 帯広に立ち寄り、日勝峠を越えて羊蹄山。 積丹半島を周って、うに丼食って・・・最後は千歳のホテルです。
2009/7/1 降水確率10%? 天人峡から日高へ
雨地帯突破の前に
雨から逃げ周る旅を続けます。(笑) 美瑛の街を通過し、深山峠にちょっと立ち寄りました。 富良野を過ぎれば雨になるのは間違いない。 ここで写真くらい撮っておこうと思ったのです。
真っ直ぐ日高方面へ向かえば、暗雲。 夕張方面は空が明るく見えました。 迷わず夕張経由で回り道することにしましたが、夕張辺りからは霧雨となり、浦河の手前まではそんな感じ。 最もシールドの視界が悪くなる状況での走行となりました。
雨じゃなければ、判官館に泊まろうと思ってたのですが、已む無く通過。
雨の上がったところで、三石のキャンプ場を覗いてみました。 なんとっ、1泊\5,000_のスーパーオートキャンプ場でした。 お風呂も近くにあるんで、団体ならいいかも知れませんけどね。
オロマップキャンプ場
受付のお姉さんお勧めのオロマップに行ってみることにしました。
浦河の街から天馬街道を少し入ったところにあり、馬の牧場の間を通り抜けて行って、 さらに砂利道を2kmほど山の中へ入って行きます。
砂利道に侵入してすぐに鹿の子が牧草地を駆けてきて、100mほど先の柵を飛び越えて道を横切って行きました。
キャンプ場に着いてみると、川の砂防ダムの音がうるさいけど、対岸の国道を走るクルマの音が掻き消されてちょうどいい。
事前に連絡することという看板があったが、携帯は圏外だからどうしようもない。 火は使わないから問題あるまい。
雨が降った場合の事を考えて、そのまま食える晩飯にしておいた。 一応、川の水位も確認済み。 深夜に何やら動物の気配がしたが、たぶん、鹿かな!? いや、熊かな・・・。
2009/7/2 帯広へ
今日は、昨年の暮れに結婚した従兄弟との約束があるので、帯広へ行かねばならない。 結婚式に出られなかったので挨拶と、ついでに近所のとんかつ屋に行くことになっている。 まだ時間が早いので、寄道しながら行ってみよう。
日高育成牧場
キャンプ場を出てすぐの馬のJRAの牧場。 至るところに馬横断注意の看板が立っている・・・っと思ったら、写真を撮っている200mほど先で馬に乗った騎手達が次々と道路を横切った。(^^;;; 馬を脅かしては悪いと思い、馬の横断が終わるまでそこで待っていました。
天満街道を越えて、晩成温泉へ
天馬街道を駆け上って行くと頂上付近でポッカリと雲に穴が開いていました。 まだクルマも走っていないので、橋の途中で路肩に寄せて写真撮影。
山の頂から雲が溢れているみたいだ。
山を越えてもまだ時間がある。 晩成温泉って何時からだっけ?などと考えながら、晩成方面へ。
この辺りも、とにかくだだっ広いイメージがある。 実際には短時間で結構な移動量を達成している訳なのだが、走っても走っても進まない感じ。 まるでお釈迦さまの手の平の上を飛んでいる孫悟空のようだ。
着いてみると、お風呂は10時から。 あと30分以上はある。
まあ、いっか・・・。 周辺を徘徊して帯広へ向かうことにした。 因みに、オレはお風呂はそれほど好きではありません。(^^;;;
帯広周辺で暇つぶし
午前中には帯広市街に到着。 ホテルに入るには早い時間なので、ちょっと従兄弟の店に立ち寄ってみました。 取り敢えず、ご挨拶。 いろいろ話などして、じゃあ、新得そばでも食ってくると出掛けようとしたら、芽室の店を教えてくれました。 何でも、畑のど真ん中の離農した農家でやっているらしい。
大して迷いもせずに目標に辿り着きました。 びばいろというお蕎麦屋さんです。 カウル上端の林の端に小さく見える建物がそうなんですが、そこまでの道はご多分に漏れず、砂利道です。 乾いていればなんて事はないんですが。 確かに美味しい蕎麦でした。
ついでに、十勝らしい畑と防風林の風景がないものかと、その辺をうろうろと走り回ってみました。
ホテルにチェックインする前に、親戚宅(従兄弟の親御さん)に挨拶に立ち寄りました。 今日はツーリングお休みという感じになってしまいますが、もうお年なので、会っておいた方がいいじゃあないですか。 あまり長居はせず、3時頃にはホテルにチェックイン。 うちに泊まってけって言われても、そればかりはご勘弁。
んで、晩飯はとんかつです。 我逢亭というお店。
従兄弟宅に戻り、昨日のキャンプで飲もうと思って買ってあったコーヒー酎を一緒に飲みました。 案外、道民でも知らないんですね。 大きな街だから、セイコマで酒を買うって事もないのでしょう。 3時間ほど談笑してホテルに戻りました。 ってか、飲まないで我慢していた奥さんの運転で送ってもらってしまいました。(^^ゞ
2009/7/3 帯広から羊蹄山へ
バイクに荷物を積み込み、ホテルの朝食バイキングを平らげてホテルをチェックアウトしたのは7時過ぎ。
明日は千歳のホテルと決まっているから、今日がキャンプ最終日。 やっぱり、ニセコ辺りが距離的にもちょうどいいだろう。 そして、明日は積丹を周ってから千歳に行くと。 そんな感じで考えながら走り始めました。
日勝峠は雲の上
十勝はどんよりと曇っていて肌寒い。 日勝峠を登って行くと、次第に霧が深くなり、ついには雲の中に突入してしまいました。 しかし、峠のパーキングより少し手前で雲の上に踊り出ました。 きれいな雲海が見られました。
ヤリキレナイ
日勝峠を越えると天気も良く、夕張を通過する頃には気温も上がってきた。 夕張って、知名度の高い街なのに、いつも通り過ぎるだけだ。 由仁町のコンビニで一休み。
そう言えば、この辺にアレがあるはずだ・・・少し蒸し暑くて、ちょうど、そんな気分だ。 ヤリキレナイ川の看板はすぐ近くにありました。
恵庭市街を通り抜け、支笏湖へ向かって登って行くと、またもや霧の中に突入してしまいました。 しかし、レインウェアを着る必要はない程度。
支笏湖沿いの国道に出ると、高校生くらいの大集団が歩道を歩いている。 仲間でワイワイ喋りながら歩いている者も居れば、1人黙々と歩いている者も居て、オレは後者のタイプだったな~っなんて思い出す。 行列はポロピナイキャンプ場まで続いていたから、そこで研修なのだろう。
支笏湖をグルっと回りこみ、羊蹄山を目指します。 喜茂別の手前辺りだったか、羊蹄山が見えたところでバイクを停め、ちょっと一服。 京極のキャンプ場に泊まろうと思っているのだが、あの雲の下だ。 まあ、風向きが変わったら晴れるかも知れない。
羊蹄山の麓でキャンプ
京極スリーユーパークキャンプ場に到着。 まだ3時過ぎなので、もうちょっと走りたい気もしたが、明るいうちにひとっ風呂浴びて、外でビール飲みたい。
でっかいファミリー用テントの集落から離れた位置にテントを設営し、食材の買出しを済ませ、徒歩でお風呂に向かいました。 湯舟にゆっくり浸かっているのは苦手なもので、テントから離れていたのは20分ほどだっただろうと思う。
テントに戻ると、すぐそばにでっかいテントが建っていた。( ̄□ ̄;) こんなに広いキャンプ場なのに、わざわざ近くに寄って来なくてもいいんじゃないの???
夕暮れに一瞬、羊蹄山の天辺が見えましたが、その後は星一つ見えない曇り空でした。
2009/7/4 ニセコを越えて積丹半島、そして千歳へ
翌朝も残念ながら曇り空で、キャンプ場からは羊蹄山は見えませんでした。 積丹でうに丼の昼食にしようと考えているので、キャンプ場でのんびり過し、何となく洗車なんぞ始めてしまったり・・・。(^^;;; 10時頃出発。
ニセコパノラマライン
羊蹄山の麓をかすめてニセコパノラマラインに向かいます。 倶知安からニセコへ向かう途中で羊蹄山が姿を現し、しばらくは眺めながら走っていましたが、ニセコの街を過ぎた辺りで思い直し、取り敢えず、写真を撮りました。
ニセコパノラマラインを淡々を走り抜け・・・しかし、積丹半島が見える辺りでは思わずバイクを停めてしまいました。 日本海に突き出した半島の先端だけ晴れていて、どう考えたってあそこに行きたくなる。
積丹でうに丼
うに丼を目指して走り続け、幾つものトンネルを潜るうちに青空が広がった。 でも、雨も落ちてきた・・・
お昼時のなぎさ食堂は混んでいました。 店の外で30分ほど待っていたが、のんびりとした雰囲気の漁港を眺めて座っていると、こちらものんびりしてしまう。
港の方からやって来た猫がゆっくりと歩いて道路を渡ろうとしていた。 っと思ったら、国道のど真ん中で座り込み、毛繕いを始めてしまった。( ̄□ ̄;) そこへクルマが結構なスピードでやって来たが、焦る様子もなく、ゆっくり歩いて道路を横断して行った。 因みに、猫は視力が悪くて、遠くはあまり見えないようだ。
バフンうには残り少ないから、バフンとムラサキが半分づつ乗ったハーフ&ハーフというのを頂きました。 ちょっと高いけど美味い。
店を出ると、さっきよりも青空が広がっていた。 来た道を少し引き返して、カムイ岬と積丹岬をゆっくり眺めてから半島の根元にある小樽方面へと向かいました。
雨の降りそうな山の方向へは行く気にならず、普通に小樽~札幌市街地を突破して千歳に向かいました。 札幌の混雑にはちょっと閉口しました。 ANAクラウンプラザホテル千歳に着いたのは5時頃。 あまり天気も良くないので、ホテル内で寛ぎました。
2009/7/5 再び、空の旅
ホテルは快適に過せました。 早朝6時前にスッキリと目覚めましたが、天気はどうもスッキリしない感じのようだ。
朝食バイキングに降りて行くと、中国人のお客さんが多い。 言語が中国語なのは分かるが、何を言っているのかはわからない。 そう言えば、千歳空港では中国語の看板も多いし、中国語のアナウンスも流れている。 近年は北海道の何処へ行っても中国からの観光客が多い。
ホテルを発つときに、ゴルフバッグを抱えた中国人がバイクを見て、ハヤブサ・・・っと言っているのは聞き取れた。(^^;;;
貨物ターミナルにバイクを預け、空港まで歩きました。 これは気象レーダーでしたっけ?
空港のお土産屋さんを見て歩いていると、花畑牧場に人が並んでいない。 お土産は既に送ってしまったのだが、仕方ない・・・9:00からの販売を待ってみることにしました。 流行りものには興味ないけど、並ばずに買えるのなら、買って行ってやってもいいか。
コーヒー飲んだりしているうちに搭乗が始まり、再び空へ。 こんな景色が見えるところにバイクで行ってみたいものだ。(^^;;;
羽田は曇っていて暑くもなく普通に歩けました。
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