久しぶりのお泊りツーリング
白布温泉 湯滝の宿 西屋 さん、以前、日帰り入浴でお世話になったことがあり、そのときに、ここに泊まってみたいなぁと思ったんですが、1人で泊まれない老舗温泉宿って多くて、諦めてたんですよね。
あるとき、ふと宿泊プランを見たら、おひとり様用のプラン・・・でも、カレンダーに空きは滅多になくて、日月の空きが多いようだ。
そろそろ、気温も下がってきたので、お泊りツーリングと行きますか♪
天気予報と空室を睨めっこしながら、ぎりぎり前日に決定しました。
旅支度
隼のコブをタンデムシートに付け替えて、バッグを積もうかとも思ったのですが、一眼レフやらアクションカムやら、道中で取り出したい荷物が多いので、このような井出達になりました。
GIVIの41Lサイドケース! しかも、コブ付けたまま。(笑)
のんびり下道を行く
朝早く目が覚めちゃったので、なんもやることないし、4時に出発!
ってな訳で、日の出前から下道をトボトボ走り出しました。
景色の見えない広くて直線ばかりの高速道路を、ずっと同じ姿勢を保って道路を眺めながらゆっくり走るのが苦痛なんです。
制限速度が250km/hくらいになったら使ってやってもいいかな。
冗談はさておき、のんびり下道を行く方が、途中の景色も楽しめるし、何か見付けたら寄り道するのも良いし、旅を満喫できるんです。
でも、今回は朝早かったんで、楽しんだのは流れて行く景色だけ。
混雑もなく順調にひた走り、9時過ぎには猪苗代に着いてしまいました。
西吾妻スカイバレー通行止め!?
山に入る前に猪苗代で給油して、裏磐梯へ向かっていると、電光掲示板に"スカイバレー通行止め" はぁ~!? Google mapに反映しといてくださいよ。
取り敢えず、檜原湖の近くまで行って、コンビニで休憩。
ヒルクライム大会
どうやら、自転車のヒルクライム大会が開催されていて、10時半まで通れないようです。
さすがに、山に入る前の情報が無さ過ぎで酷いもんです。
コーヒーとサンドイッチなんぞ摘まんだ後、少し進んでみました。
時間前だけど・・・通行止めは解除されたのかな。
檜原湖畔で一休みしていたら、スタート地点へ戻る自転車の大群がやってきました。 うん、やっぱり、しばらく待ってよう。
お昼は何処にしようかな。 峠越えのタイミングが大きくずれ込んだので、板そばは諦めた。 ラーメン食ってみる?
こんな一時的な重要情報なんて、観光地仕様の色使いじゃなくて派手なのにしてくれよ。
山塩ラーメン
奥裏磐梯らぁめんや 山塩ラーメンとやらを食べてみようと、やってきました。 朝から混んでるし・・・でも、4組くらい待つだけ。
山塩チャーシュー麺大盛り。 美味しいね♪ つーか、さっきサンドイッチ食ったのは失敗だ~。(×o×;)
裏磐梯巡りでもする?
米沢観光はあきらめて、裏磐梯巡りでもするかなぁ。 紅葉時期なら見所も多いんだけど・・・
檜原湖の西岸を磐梯山に向かって戻ります。 山が見えるところが少ないんですよねぇ。 トンネルの上の辺りに展望台でもあれば良いのにね。
磐梯吾妻レークライン通行止め
磐梯吾妻レークラインの秋元湖を見下ろせる辺りに居たお猿さん。 ここは、紅葉シーズンの人が多い時期でも木の上に居ますけどね。
磐梯吾妻レークラインは、中津川渓谷レストハウスから先は通行止め。 その途中にも大雨災害の傷跡が数箇所。
この通行止めもGoogle mapには反映されてないし、レークラインの入口直前まで情報がない。
断水の中津川レストハウス
中津川レストハウスは断水で何もできない状態で営業中。
トイレ前に手洗い用の水タンクが置いてありました。
近くの沢の取水している設備がやられちゃったんだそうです。
自販機の飲み物買って、また、直る頃に来ます!ってことで退散。
次回は紅葉だな。
白布峠越え
時間にゆとりがあれば、磐梯吾妻スカイラインを走ってやろうという思惑もあったんですが、日曜日の午後。
この快晴では混雑も酷いでしょうから、中津川渓谷から再び檜原湖へ戻り、そのまま西吾妻スカイラインを東鉢山七曲りまで駆け上ってきました。
何度も訪れていますが、ここからの磐梯山方向の眺めは好きです。
檜原湖畔から上ってきた道路を見下ろせます。
白布峠の頂上手前のパーキング。
あまり眺望の良い箇所が多くない西吾妻スカイバレーを駆け上がってきて、右手に視界が広がって、おお~っ♪ って思うのですが、方角的に磐梯山が山陰に隠れちゃうんですね。
パーキングに停めて、今来た道を歩いて戻って写真を撮ってみるも、大したことないっていうパターンです。( ̄▽ ̄;)
トトロの森
米沢へ下りて行くと、蕎麦畑があちらこちらに見立ち始めました。
白い蕎麦畑きれいだよなぁ。
トトロでも見に行ってみるか。
木々の間にまで入り込んだ蕎麦畑の景色は、プチ幌加内って感じ。
全然商売っ気のないところでした。 月明りで見てみたいかな。(笑)
米沢の街を眺めて一休み
まだ少し時間があったので、再び宿の前を素通りして、米沢の街を見下ろせるパーキングにやってきました。 西吾妻有料道路開通記念碑のあるところ。
10月末頃であれば、夕日を眺めてからチェックインできそうですが、まだ日が長くて無理ですね。
まあ、ビジネスホテルかキャンプならできるか。
少し写真を撮ったりして山の空気をたっぷり吸った後、宿へ向かって下りて行きました。
白布温泉 湯滝の宿 西屋さん
歴史ある茅葺の母屋
数百年という歴史のある見事な茅葺の建物です。
水車ならぬ湯車
こちらは割と最近造ったようですが、良い塩梅に古風な雰囲気を醸し出しています。
漂う気品
厳かな・・・というよりは、隅々まで手入れが行き届いていた古風で凛とした佇まい。
気後れしてしまうような圧は感じない、良い塩梅の落ち着いた雰囲気です。
滝のような轟音。
ぼぉ~っとしてしまう感じで、心が休まります。
トイレは、とても清潔な最新式のものでした。 安心ですね。
小奇麗な和風ベッドの置かれた和室。
窓の外に前面道路を見下ろす位置ですが、交通量は少ないし、そもそも、湯滝の轟音で掻き消されて、クルマの音など全然気になりません。
写真も撮らずに外を眺めながら一気食いしちゃったんですが、期間限定の福プリンのプレゼントを頂きました。
米沢のお菓子屋さん、梅花堂(BAIKADO)さんの季節限定メニューらしいです。 久々のツーリングで疲れた体に優しい甘味。
山形と言えば、板蕎麦も食べたかったし、米沢牛を売りにしているお店も数多く・・・しかし、お昼の山塩チャーシュー麺大盛りで精いっぱい。
もし、天気の悪い日にでも当たったら、山道なんか走らずに、米沢の街歩きを楽しめば良いんじゃないかな。
湯滝のお風呂
豪快にお湯が降り注ぐお風呂からは、どんどんお湯が溢れ出てきます。
とても逆流はできないから、シャンプーやボディソープもふつうに使えますよ。
お風呂に行く渡り廊下の下を川のようにお湯が流れていて、おお~~~って感激して歩いて行ってしまうと、女湯へ行ってしまいますんで、気を付けましょう。( ̄▽ ̄;)
牛すき鍋
2階の食堂へ向かう廊下。
米沢牛すき鍋と、美しく飾られたお料理。
無料のお酒やワインも振舞われています。
私は、すき鍋にはビールでしょ?っていう感覚なので、有料のビールも頂きました。
こんなの美味いに決まってる。
目に触れるものが新鮮に映る
米沢弁って・・・答えが無いと、じぇんじぇん、わかんね。
白布大滝までの散歩など朝飯前
朝早く目が覚めたので、すぐそこにある白布大滝まで散歩。
まだ、遊歩道は工事中で、ちょっと険しいところもありました。
朝食もたっぷり頂きました。
三羽の兎とかって、あんまり興味ないから知らないけど。
最近、年のせいか、食べた後、少し休まないと動けないんですよね。
猫ちゃんとのふれあいタイムを逃してしまいました。 残念~っ。
コロナ禍のデブ症で革パンがきついだけっていう話もあるが・・・。
隼は古風な風景に調和してる感じがする。 いや、漢字が・・・
愛される宿
Twitterやホームページなどで、女将さんがマメに情報発信されています。
裏話や苦労話もあったりして、応援したくもなります。
長い歴史と特徴を生かした宿ですから、賛同するお客さんとともに個性的なコミュニティを築いて行けば良いのではないでしょうか。
最近は、おひとり様対応にも力を入れているようですよ。
とても清潔で、心が休まるお宿です。
雰囲気が何処となく女性的なんで・・・
女性のひとり旅にピッタリだと思います。
バイク女子にもお勧めしたい。
白布温泉 湯滝の宿 西屋さんにたどり着くまで、裏磐梯~米沢側の麓をうろちょろした動画を作りました。
予期せぬ通行止めなども多くて、久しぶりの行き当たりばったりな旅でした。( ̄▽ ̄;)
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