GSX1300R隼、2007年夏の新車購入から16が経ちました。
DIY整備とユーザー車検しかしたことない旧隼くんですが、立ちごけもしたことないし、大きなトラブルもなく、走る度に分解して掃除しちゃったりなんかして、割と隅々まできれいに保っています。
目立つ傷は、車庫入れの時に、BAJAのステップで引っ掻いた右マフラーの線傷くらいなもんかな。 がっかり・・・
ネット上でよく見掛ける旧隼の整備の疑問・・・
そんなのやらないよっていうようなのが当たり前のように推奨されていたりしますよね。
私はド素人なんで、メーカーのサービスマニュアルに従って整備しています。 余計なことはやりません。(苦笑)
レギュレーター故障?
初期型ブラックバードなんかは、レギュレーターに冷却フィンが付いてなくて、オーバーヒートして壊れるっていうんで、対策品が出たりしてましたが、隼のは冷却フィン付いてるし、ふつうは壊れることもないと思います。
レギュレーターが壊れるとしたら、バッテリーが劣化して内部抵抗が大きい状態なのに、いつまでも使い続けていて、負担が大きいとか、そういう原因があるんじゃないでしょうか。
得体の知れない社外品に替えたりするのは最悪だと思いますよ。 電気は侮るなかれ・・・簡単に燃えちゃうからね。
何はともあれ、バッテリーの管理が重要だと思います。
スロットル洗浄?
春先、暖かくなって湿度が高くなると、隼くんはアイドリングが下がってくるので、アイドリング調整ねじで調整してやる必要があります。 空気中の水分や、各種センサーの値によって、燃調や点火時期が変わった結果なんだろうからしょうがない。 北海道に上陸した途端、めっちゃアイドリング上がっちゃったりするんだよね。 長旅中、環境によって変動するもんで、初期型のワイヤーで延長するやつを付けてます。 アイドリング調節してくれるお節介機能がないんだから。
スロットルバルブの汚れのせい? ほんと??? 私のは汚れたことがありません。
今までやったのは、バタフライ周辺の粉塵汚れをパーツクリーナーを付けたキムワイプで拭くだけです。 もちろん、ダクトやエアクリーナーボックスもきれいに清掃しますけどね。
スロットルバルブ直下にある負圧取り出し口が塞がってしまったらまずいかも知れないから、圧力センサー外して、エアで吹き飛ばしてやれば良いかも知れませんね。 やったことないけど、気になってはいる。 圧力センサーってね・・・敏感なんですよね。
あとは、乗り方の工夫で、カーボン溜まらないように、あんまり低回転でガバッとスロットル開けないとか、たまにはスムーズに全開で走ってやったり、Fuel Oneみたいの入れたりすれば良いんじゃないかな。
エンジンコンディショナーとか、強烈なアンモニア系のやつを、スロットルの中に大量に吹き込んで エンジン掛けちゃうなんてのはやりたくないな。( ̄▽ ̄;)
洗浄後にアイドリングが上がったりするのは、まあ・・・インジェクター吐出口や配管がきれいになれば、そりゃ変わるでしょうけど、そんなもん汚れてるのが普通の状態だもんね。
アイドリングできないなんてのは・・・まじめに根本的な原因を調べないとダメでしょう。
汚くなるまで放っといたことないから知らんけど、何等かの原因で燃焼不良起こしていて汚れが酷いのかも知れないし、そもそも・・・エンジンに変なもん突っ込むから壊れてんのかも知れないし。
オーバーヒート
旧隼はラジエターファンが左半分しか冷やさない上に、ラジエター出口の水温が105℃になるまでファン回らないんで・・・走行風で冷やせない状態が続くと水温がグングン上がってきます。 ラジエターキャップはもちろんのこと、ホースの継ぎ目などで圧力が漏れたりするだけでもダメかも知れません。 105℃以上のクーラントが大気開放のリザーバータンクに出てくるんですから、そりゃ~沸騰しますよね。 水減るの当たり前。
私のは冷却系を全部新品交換していますが・・・
正直言って、2型以降のようにファン2個付けたいです。 さすがに、ゆとり無さ過ぎ。
その他いろいろ
定期的にカウル外して清掃しています。 きれいにしていれば、ど素人だって、異常があれば気付けるかも知れないし、粉塵汚れが詰まって動作不良起こすとか、摩耗粉で削られちゃったり、電気的なショートや導通不良とか、無用なトラブルを予防できるかも知れません。
ワイヤー注油はやらないんですよね~。(^^ゞ 感覚的に、ドライであればチューブの摩耗粉が大きな摺動抵抗になるとは思えなくて、油入れちゃったら、そのうち粘度が高くなったり、摩耗粉を巻き込んでペースト状になったりすると思うから。 動きが重いとか思ったことないし。
シンプルな旧隼は整備性がとても良く、素人整備でコンディションを保ちやすいバイクですが、センサー値をモニターしながら点検したいと思うことがあります。 90年代のクルマですらできた事が簡単にできないのは何とももどかしいのだ。
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